Summer Trip2011 Day2

今回の旅行中は全行程良好!!!!! 
22日のハイライトは『Lassen国立公園』カリフォルニア北部からオレゴン州にかけて広がる『カスケードレンジ』と言われる高地にある休火山地帯です。
前泊していた宿から、3000㍍級の最高峰は遠めから見ても雪が残っています。
昨日まで北上してきた西海岸の大動脈 5号線から州道へ乗り換えて野を越え山越え、1時間。草原に、見るからに『火山地帯』を思わせる岩がごろごろ。『火山弾』というのでしょう…。ひと抱えの物から時には車の大きさ程の物まで、これか空を飛んでくるのだから、爆発のエネルギーは凄まじかったと想像できます。
国立公園のサインとでお決まりの記念写真。 そしてビジターセンターへ直行! 現場の最新情報を収集します。 これは鉄則! 時にはレンジャー達によるプログラムにタイミングよく参加出来たりするのです。 皆さんの中で、英語の勉強中だけど、とりあえず国立公園めぐりを!という方も是非、ランジャープログラムは参加しましょう。 『Been There, Dane That!(行ってきた、見てきた!)』になりがちな観光も深みが増します。 
『Lassen国立公園』の見所は火山の様々な状態を見ることが出来る!です。
(南側からのアプローチの場合)まずは『活火山ステージ』泥地獄と硫黄の熱間欠泉。
その後、森林を抜け、山頂付近には雪…雪…雪…。『堆積ステージ』火山灰が堆積して平坦な台地が広がります。本来は絶景ポイントのエメラルドレイクも雪で蓋がされて、残念…。その変わり、とっておきの清流を見つけました。雪の壁に遊ぶ家族につられて、どれどれ私たちも!登ってみると、まだ雪深い牧場を滔々と流れる小川。触ってみると…。 もちろん、雪解け水、数秒も付けていられないほど…。  
車に戻る途中で見つけたのは雪解けが待ち遠しい野生動物が開けたのかな? 雪の隙間にぽっかり空いた穴…。 こういうスポットを探しながら、主人に撮影スポットを教えるんです。2つの目で見るより、4つの目でハイライトを見つける!!!! これが主人と旅をする一番楽しい時間です。 
そして、山頂付近にある湖…。これは…参りました…。なっ何と蚊が群れとなって集って来る。 外出の鉄則『長そで長ズボン』の私は顔だけ防御すれば済むのですが、主人の場合、彼の旅の主目的『国立公園をハイデフ撮影する』。 湖畔に移る雪山を撮影しようとカメラをかまえるも、『半袖半ズボン』の彼は無残にも蚊の大群の餌食に! わたしは懸命に腕に、ふくらはぎに集る蚊を振り払うも数分でギブアップ。
『雪がまだ残っている!!!』って聞いていたので『虫よけスプレー』を持参していなっかたのでもう〜大変。あっちこっちにプックリ腫れてかわいそう…。
北のビジターセンター付近にはログハウスのコテッジ、ガソリンスタジオ、ストアがあり、市場調査しながら次の目的地へ。 
高地から内陸へ、一気に気温が上がります。 裏街道のレストエリアでおにぎりランチ! そこからさらに今度は西へ! 3時過ぎには西海岸へ到着、今度は海霧が迫って涼しいくらいでした。 主人のもう一つの楽しみ『灯台めぐり』今回は2か所。
といってもはじめのTrinidadポイントは沖合にあるため『記念碑』ここで再びてんてんの記念撮影、車から降りたとたんに『あっピローペットだ!(てんてんの製品名)』と叫んだのは、10歳くらいの男の子…。『僕のはぶんぶん(ハチ)だよ』と話しが盛り上がります。『ん〜、やっぱり、子供は敏感!!!!』とつぶやいたのは主人でした。
その後、今夜の宿泊先へ到着、部屋で持参したハンバーグを温めて軽く夕食。
夕陽を見に再び海岸沿いへ! 今回2件目の灯台…。 しかし、潮位が高く、灯台への道が海に沈んでいるんです。 この湾に伸びる堤防から灯台の脇に日が落ちるポイントを探します。 実は、この街はCresent Cityは今年の春の東関東大地震の津波が太平洋を越えてこの街にたどり着いて、様子を見に来た男性が一人波にのまれて亡くなっています。
8時45分に日が沈み、9時には宿へ戻りました。
この日の走行距離は571.2Km 東京から盛岡の先ほどまで行ける距離です。