カーマゲドン パート2

今日のLAのお天気はうす曇り…。この季節には珍しく、一日肌寒いくらいでした。

さて、昨日は昼過ぎから主人のお伴で『カーマゲドン』の取材です。工事現場 周辺の様子をあっちこっち。 全国ネットワークの中継車がいました。三脚を立てて場所取りしているみたいでした。
撮影中、男性が現れて話しかけてきました。『馬鹿げてる!コンダケ大騒ぎして、大混乱をおこして、最悪だよ! あいつら何かんがているんだか…』と閉鎖的なコメントでした。 私は何事も前向きに考えて、この工事が終われば『良い方向に進む!!!!』と信じて『無事工事が速やかに終わりますように!』と願うばかりです。
この工事を請け負っている会社は月曜日の朝6:00に無事に復帰できなかった場合、10分ごとに64,000㌦罰金を払う契約なんだそうです。『何が何でも成し遂げなくては!!!!』と工事監督はプレッシャー感じてるでしょうね…。
その後、近所にあるショッピングモールの駐車場の屋上に設置されたステージでLA市長がコンフレンスを行ないました。 脚立持参でカメラを構えている主人をパチリ!!!! 
やっぱり、カメラを構えている主人はカッコいい!!!! ヘッヘッヘ。
市長さんや市議会議員が『地元で過ごしましょう!』『公共交通機関を使いましょう』『アンジェリーノ(LA市民)には試練の週末。でも、情報収集と工夫次第で楽しく過ごすこともできますよ!』と熱いメッセージを届けてくれました。 
私の大好きな国立公園めぐりでも同じことが起こります。『度々実施される工事』時には大型バスが締め出されたり、展望ポイントまでのルートが遠回りになったり…。不便さを疎んだりします。でも、すべての障害も乗り越えれば良い方向に進む!!!!工事が終わったグランドキャニオン国立公園『ビジターセンター周辺』はとっても使いやすくなりました。 『不便さは便利さを生む、そのための試練』なのかもしれないですね。
今が辛抱するとき…、日本も辛抱の時期。 LA市民も辛抱の時期、規模は全然違いますが『辛抱』を学ぶチャンスだと思ってお互いモーちょっとだけ工夫して、もがいてみましょう。 蝶が孵化するとき、すっごくもがくんです。 例えば、人が介在して蛹に切り目を入れて孵化を促しても、蝶は翅を広げて蝶の形にはなっても飛ぶことはできないのだそうです。 自らがもがいているうちに飛ぶことを学ぶんですね…。 『カーマゲドン』車社会の世紀末と言われている今週末。 工夫次第で全く気にせず過ごす人もいれば、わざわざ泥沼に足を踏み入れてしまう人といます。私たちは是非、前向きに情報収集して、選択肢を良く踏まえて、一歩足を進めていきましょう。もがくときは思いっきりもがいてもいいんですから…。