NHKドラマ 『君たちに明日は無い』最終回

今日のLAのお天気は晴れ時々曇り…
太陽の日の光がこんなに温かいのか…朝が苦手な私、起きがけは庭に出るようにしています。日を背に受けて(朝一、日焼け止めをしていないので…)庭の見回りをします。雑草を見逃すと、あっという間に腰丈ほどに成長しますから…そのうち、背中がポカポカしてきます。

我が家のソーラー発電量 (発電量マイナス利用料) +5(貯金)でした。

日本から戻ってからも、慌ただしくしており『続ける!と決めたブログ』がおろそかになっていることに心を痛めていました。
『全部自分でできるわけがない』と思って逃げていても仕方がないので
できることを毎日やろう!と思い立ち…今日でございます。

さて、皆さんの中で『リストラ』されたことのある方、或いは『このままではいけない!』と思っている方、いますよね…『これを機に外の世界をのぞいてみるのもよいかもしれませんよ!』これがこのドラマの最後のセリフです。

ドラマの主人公はリストラ請負会社の社員『早期退職の口説き文句』として使っています。『きれいな言葉…』ではあれ、当事者にしてみれば『きれい事』当事者体験をした方にはこのドラマ『どう映るんだろう…』と興味を持ちながら最終回を迎えました。
自分が掘った『墓穴』に躓き、リストラをきっかけに地に落ちていく男性。
リストラリストに『形式的に』乗ったことから退職には追い込まれなかったが『不信感』を抱いて職をさる女性。
会社の事を一番に考えていた男性が『取引相手』を一番に考える問題社員男性に負けた形で会社を去ることに…
『観客』という立場で見るこのリストラ劇は『ガッテン』の連続…『う〜ん、わかる わかる』『なるほど…』の連続でした。
わたしも後ろ髪引かれる思いで退職した職場があったので、複雑な心境。
最終回には主人公は自分がリストラしたひとへの懺悔のつもりか、新しい事業『人財紹介』を提案します。なるほど…『早期退職』のカギを調べ上げた担当者だけがなしうる、理想的な形…こうはいかない…というのが実際問題でしょうけど…理想は、理想。
『堺 正章』 演じる彼のボスの言葉です。
『仕事には2通りある』
ひとつは『手段としての仕事』 家族の為、会社の為、自分の趣味の為にする仕事。あとは『目的としての仕事』 生き甲斐、遣り甲斐…好きでしている仕事。
どちらが良いとか悪いとかではない。どちらにしても『そんな自分に誇りを持っていれば辛くない』『好きな仕事への誇り』『稼いでくる自分への誇り』 誇りを持ち続けている人間は必ずどこかで復活してくるそう信じているから『自分は容赦なくリストラできる』
これには『ガッテン!』わたしも経験ありますから…苦手意識があることも『みんなの為!』て思えば辛くなかった。
先月、日本に帰って改めて日本の厳しい現状を見るにつけ、心が痛みます。周りから見て『そろそろ、どうにかしなくちゃ!』と感じる人たちが、『現状』にしがみついている。
『ハリを離しなさい』『ゴミデヨイ・ハリ(強情っパリ・見栄っパリ、出しゃばり、欲バリ・意地っパリ)』そんな余裕がそろそろなくなってきているのに、気づいてか、気づいていないか…
でもね、そんな彼らにしたって、誇りを感じてしがみついているのだと思う…せめて、空中ブランコから手が離れた時に『いのち綱』にでもなれば…と思い、わたしは種をまくのです。奥の手が必ずあるよ!って。
わたしたちの業界にはまだまだ偏見があります。でも、誰もが通った道です。わたしたちなりに、堅実に歩むことにします。奥の手を探しているあなた!
わたしの家に貼ってあるポスターを見に来ませんか?目の前にぶら下がっているブランコにあなたなら手が届くかも知らませんよ!

LA時間 11:00