都道府県対抗女子駅伝

だんだん雨の気配が濃くなり、昼過ぎに『サンタバーバラに前線が到着』とラジオから聞いた途端に主人の頭にぽつりと雨粒が落ちたそうで、慌てて雨準備を始めました。2時過ぎには雨が降り始め『雨戸井設置』は間に合いませんでした。

空が暗くなるにつれメーターの動きが止まり、午前中に発電した2KWHで本日は終了。我が家のソーラー発電量は(発電量マイナス利用料) −3(持ち出し)でした。

日本より1日遅れで駅伝を堪能しました。
ん〜…やっぱり面白い! 『女の意地!』『もくもくと走るなかにもやっぱり華があるな〜』って感じで楽しみました…
わたしは学生時代を過ごした『千葉県』、仕事で過ごした『大阪』、主人のふる里『北海道』、母の実家『佐賀県』、親戚がいる『福島』…もちろん、優勝候補と言われう上位チームと気になるチームがたくさんあって、目まぐるしく変わる順位の中でただ、ただ『頑張って!』という気持ちを投げているわけです…
ライブで見れないものの楽しみ方『結果を見ながら楽しむ…』を昨年見出して、ウェブサイトで区間記録などを見ながらタスキを渡される選手の群れの中にお目当ての選手を見つけて声援を送っていました。
そんなウェブサーフィンの中で目にとめたのが『沖縄チーム』 『京都は寒いから調子が出ないからなのか…』『県の規模が小さいので陸上人口が少ないからなのか…』上位に上がることもなく最下位付近の成績が目立ちます。『参加することに意義がある!』という精神なのか『都道府県対抗と言われたら出なくてはいけない』からなのか…
そんなことを考えていたら自分が学生の時のリレー競技のことを思い出しました。 元気に走るのだけが取り柄だったわたしは小学校の運動会ではいつもリレーの選手に選んでいただいて、身体が小さかったのでリレー選手の中では『電柱にセミ』状態ではありましたが、自分のチームが半周遅れでバトンを渡されようものなら、我武者羅になって走り『ごぼう抜き』出来た時は快感!でした。でも、中学、高校になって『走るのが好きだから』という理由だけで陸上部に入ったわたしも、体格の差が顕著で記録はさっぱりでした。なのに『人数が足りない』との理由で1年生のわたしたちも4x100Mリレーの選手として駆り出され、何と予選会を突破して地区代表で『県大会』にでることに…結果はボロボロ…。予選の段階でトップと100M の差をつけられてゴール。最後の走者には『拍手』が送られますが『どうせ負けるのになぜ走らなくてはならないのか…』という気持ちで『恥ずかしさ』さえ感じていました。出来れば予選で棄権したかったくらいです。
以前のオリンピックで『特別参加』を許されたアフリカの競泳選手。泳法も自我流の彼は100M の競技を溺れそうになりながらフィニッシュして会場中の拍手に迎えられた…。『国を背負っているから』という誇りに万弁の笑みをたたえて観客に手を振る選手…やっぱり『参加することに意義がある』は『あり』なのですね…
『国の代表として』選手に選ばれるということは本当に栄誉あること、選ばれたものの役割は明確『ベストを尽くす!』でいいと思いませんか?
もうじき始まるバンクーバーオリンピック。先日の橋本聖子日本選手団団長の言葉『金メダルを目指すのは当然。結果としてたくさんのメダルを獲れればいい』という言葉が気になりました。橋本団長にも『責任』が掛ってプレッシャーを感じているのでしょう…でも『当然』と思っていることが気になりました。『自己ベスト更新!』ではダメなんですかねぇ…。『沖縄チームの目標』には『自己記録更新』とありました。
プレッシャーをかけられて伸びるひと、プレッシャーでつぶれてしまうひと。わたしはどっちかしら? 皆さんはどっちですか?
わたしは『褒められて伸びるタイプ』ではあると思うのですが…
よかったら、『お褒めのコメント』お待ちしています。

LA時間 9:30PM