NHKの番組『キノさんの野菜畑』から

今日は一日曇り空…クリスマス休暇の日曜日…静か静か…

我が家の太陽光発電も(発電量マイナス使用量)-1(持ち出し)でした。

昨日、録画貯めしていた番組を見ていて見つけた番組を整理していたら…『掘り出し物』を発見!
最近特に、エコ、農業、プラス 経済とかに興味があるので、この番組は◎でした。 

山梨県北杜市にある、自らを『Kino Cafe』と呼び『人々が集う畑』を運営しているキノさんのドキュメント。
各地から20歳代の女性たちが同居しながら『農業研修をしている!』『その中で女性たちは何を感じているか…』という番組。うちの賢さんのように『土に帰る…』現象が老若男女に確実に広がっているんですね!

キノさんはインターネットを通して、農作業ボランティアや住み込み農業研修の希望者を受け入れています。
キノさんが女性たちと交流の中で『普通の女性らしいところ』を見せたり、たわいのない話の中で『よく(わたしの生活を)自給自足と、スローライフを同じに考えるひとがいるけど、わたしの生活の何処がスローだというのでしょう?』『今は150件ある宅配注文も、初めは月5件』『結局は自分だけが頼り』とおっしゃっていました。わたしも北海道に落ち着いたら『スローライフをしたいなぁ…』と考えていたので、キノさんの言葉はモロ『農家の現状』『現実をみる!』っていう良い機会になりました…。やっぱり『兼業でないとね!!!!』
『日本語衛星放送』でこの頃増えている番組が『田舎に住もう!』『農業体験』『老後の帰農』というテーマで、興味津津で見てます。 もちろん、現状が厳しいということコメントに入っているけど、結局、番組の最後には『定住を決めました!』というハッピーエンドの構成で終わっているので、『大丈夫…ダヨネ…』って思っちゃうんです… テレビの情報を鵜呑みにするわけではないけど『希望的観測』に終わっているんですよ!
その点、キノさんはしっかり『難しいよ!でも楽しいよ!』っていう素直なメッセージを投げてくれていたので、感謝です。
わたしも43歳になりましたの!主人と一緒になって3年ってこと…老後をどう過ごそうかしら!って思ったときに『土のある生活をしていたい!』と心底思います。 その中で『楽しい!』と感じることが大切だと心底思います。
わたしは昔から祖母そして母の『土に帰る…』を見て来ました。祖母の場合はもちろん、ずーっと土のある生活ですが、そこから得られるエネルギーってすごい!って思うんです。だって、現在93(!?)で未だに田畑に出向き、大型機械をいち早く導入した兼業コメ農家の叔父を『口で!
』支え、畑で家族をまかなう野菜作りをしています。
母に至ってはわたしが高校へ通っていた3年間、君津の借家でそのフィーバーぶりをひけらかしました。さすが、農家の長女!あれよあれよと耕地を広げて柵を超えてまで、唐芋(サツマイモ)を植えました。よく芋ズル(芋がら)を摘んで指を灰汁で黒くしながら母が好きだった佃煮を作りを手伝ったもんです。
アメリカに来て10年目購入した今の家、購入の決め手は『荒れ野原』だった裏庭。そこを母子で耕し、木を1本、また1本と増やしていきました。その間も母の『計画のない計画』に振り回されながら、時には庭中に『菓子瓜』をはびこらせ鈴なりの瓜を粕漬けにして知り合いに配りまわっていましたっけ…そうです、粕は『カリフォルニアの酒醸工場』が売っているんです。
今はオレンジとレモンが身を付け、年明けの収穫に向けて甘さを増してきている状況。4年前に母が亡くなった時に記念に植えた『薩摩ミカン』も順調に実を増やしてくれました。
そうそう、今日、曇り空にひときわ映えて発見したのは『白梅』の新芽…これが開花することには3本のアプリコット、レッドプラム、ネクタリンの花が次々につぼみを膨らませ、裏庭にいながらして、『花見前線』が繰り広げられ、収穫後すぐに始まるオレンジ、みかん、レモンの花が咲き、球根ものが咲き始めることには『カリフォルニア州の花・ポピー』が裏にはを埋め尽くします。 5月は琵琶、7月はイチジク、9月はブドウが収穫できます。『計画のない計画』母が計画していた庭が今、ここにあります。 『ローマは一日してならず…』忍耐です。

キノさんが『基本的なこと』を一生懸命やっている姿、素敵です!
そんな姿を多くの若者に届けられたらいいなって!心から応援したいです。そして、わたしも将来、いろいろな経験を多くの『都会に疲れた人たちに』おすそ分け出来たらいいな!って、思います。
さて、資金調達、これからは金もうけを考えねば!

LA時間 10:30PM 今日は早めに寝れそうです。