箱根駅伝

本日LAのお天気は曇りのち晴れ…日中の温かさがオレンジとレモンの花を咲かせています…本当は『収穫』が終わるまで花を付けてほしくないのだけど…『狂い咲き』です。
我が家のソーラー発電量は(発電量マイナス利用料) +5??? (貯金)でした。

明日から『パームスプリングス』に出張です。短いアップは出来ると思いますが、木曜の夜には帰宅予定です。
出張の準備をしながら録画しておいた『箱根駅伝』を見ていました。小さい時から走るのが好きだったわたしは年末年始のさまざまな『駅伝』を楽しみにしています。
もちろん、マラソンも大好きです(LAマラソンは9回完走しました)、でも『駅伝』は格別。
チームへのロイヤリティー忠誠心・コミットメント決状心に感無量!『このたすきを次に手渡さなくては!』という責任感、これはマラソンでは発生しないですから…『背負うもの』が違うんですよね…ウルウル

『都道府県対抗駅伝』も好きです。でも『箱根』は全く違う醍醐味がありますね。
『制約』『高いハードル』があるからです。例えば『標高差』天候!気温!風!このコンディションの変化が大きく影響すると思うんですよね!
そして『復路』の繰り上げスタート(往路で10時間以内にゴール出来なかったチームが復路ではタイムを繰り上げて、一斉スタートするという制度) 復路の10位以下くらいのチームが『前を走る選手』を目指すのではなく、『目に見えない時間』との戦いの中に繰り広げられるドラマがあるんです。 そして、そして…最終10区の繰り上げスタート!(今年の亜細亜大学のように…)10区通過に時間制限が設けられており、その時間内に9区のランナーがたすきリレーに間に合わなかった場合、10区のランナーはタスキを待たずに指定の時間に走りださなくてはいけません。(チーム記録は計算上つながります。)
ましてや、途中でランナーがダウンしてたすきをつなげない、という場合も同じだったかなぁ…とにかく、たすきを受け取れなかったランナーは『予備』のたすきで走るんです。でも、各区のランナーの汗と涙が染みついているわけではない、その虚しさ…ウルウル。
そして、たすきを手渡す相手がすでに走り出している…そこへ入ってくるランナーの遣る瀬無さ…ウルウルウル やり場のないタスキを握りしめ、『すまん、本当にスマン!』って嗚咽を漏らしている姿… とにかくドラマなんですよ!『自分が壊れてもいい!タスキを手渡すまでは死に物狂い!!!!』あ〜、青春だなぁ…!
最近は『Ekiden』といって各国でこのスポーツを楽しむ傾向にあるようですが、『リレーマラソン』みたいな広まりで…日本のそれ、ましてや『箱根』のそれとはレベルが違うような気がします。 それにしても東洋大学の柏原選手はすごいですね…楽しげに箱根の山を登っていく!奇跡のようなスピード!給水に並走する関係者の様子を見ると『ダッシュ!』って感じですよ…。
ビジネスにもいるんですよね『♪あ〜とから来た〜のに、お〜い越され〜…』あれ?って思っているとわきをするって!オイオ〜イ! でもね、彼も頑張っているんですよね、だから『♪泣くのが嫌ならさ〜あ、歩け〜〜〜』って感じで… 
マラソンや、駅伝が『人生にたとえられる』時がありますが、ビジネスもしかり…
規制があったり、高いハードルがあったりするんです。でも、それがあるから『メイクドラマ!』ドラマチックなんですよ…『いつでもいいよ!』っと言っていたらいつまでたっても終わりませんから…。

わたしは、今まで『出来たらいいな』『なったらいいな』というレベルでした。『いつになったら春が来るかしら?』という『待ち・待機』の時期が結構長くありました。
駅伝名監督と言われた山梨学院大の上田監督は『何にも咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ』という名言を残しています。 彼はその言葉を持って駅伝チームをゼロから箱根常連チームへと作り上げたのです。(今年は3位でした)芽が出ない時はそれ以外のことをしている大事な時なんだって!
でもね、わたしはもう待ちません、今年は走り出しますよ!

皆さんも一緒に走りませんか?(実際に走るんではなく、人生のレールをってこと…)

LA時間 23:00PM