灯台ツアー

12月5日から2泊3日で灯台ツアーに出かけました。
今回はちょっとした訳ありで、昨年ドタキャンしたカナダ旅行。飛行機のチケットだけキャンセルできず、浮いていたものが今年中に使わないとアブクになってしまうので、急きょ予定を組んだのです。
行き先をどこにしようか迷った結果『西海岸を制覇!』に決めました。
7年前、主人とLAからサンフランシスコまでの『西海岸1号線』の旅をしました。これが交際のきっかけになったと思っています。『価値観が会うなぁ』っというのがポイント大きかったです。はっはっは…。(*^。^*)
そして、今年の夏にオレゴン州境までの一部を制覇しましたので、その隙間を網羅したことになります。
今回のハイライトは灯台とその周辺の街めぐり!
米国の灯台はそのほとんどが現役を引退しているのですが、システムが近代化されるなど、建物自体は現役というものもあります。沿岸警備隊や軍が管理しているものもあり、そんなところはセキュリティーが厳しいので立ち寄れないのですが、観光客がアクセスできる灯台のほとんどは『灯台を守る会』などが各地で展開していて、地元のボランティアによって運営されていて、ギフトショップやツアーのサポートをしてくれます。街のシンボルなのです。  
カブリロ灯台では近所にすむおばちゃんが灯台のすす払いの仕方を教えてくれました。『この年になって灯台守の仕事をするとは思わなかったよ!』と言いながらいろんな話題を提供してくれます。現役のころ灯台守たちが住んでいた住宅を宿泊施設として利用できるように改装してあって、数人のボランティアたちが手入れに来ていました。
初日に宿泊した街『フォートフラッグ』は米軍基地があることで栄えた街ですが、材木の切り出しの街としても知られており、高速道路から海岸まで出る街道も、ひと抱えをように越えた大木を積んだトラックが行き交いオッカナイ瞬間も…。昔は機関車で積み出していましたが、今は峠の街まで往復する観光列車になっています。
実は、この街のある交差点が日本ではおなじみのシーンに登場するのです!
この交差点、私が歩いているのが正に『Back to the Future III』で西部時代から現代にタイムスリップして踏切に機関車化したタイムマシーンが滑り込んでくる!!!!! (これが分かる人はすごいと思う…。)スクリーンで見るのとでは迫力に欠けますが…。 『行った!見てきた!』的には満足です。
私はそれよりも古い機関車の車庫にノスタルジーを感じました。ちょうど夕陽をバックに窓ガラスから光がもれているのですが、古いガラス特有の揺らぎがあるんです。ん〜、実は北海道の古い納屋でも時々見ることができるのですが、これもわかる方がいたら、すごい!と思う…。